活動日誌

5月1日 メーデー石川県中央集会でのあいさつ

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 メーデー開催にあたり、日本共産党を代表してご挨拶申し上げます。

 統一地方選挙後のメーデー開催となりました。私自身も県議会議員選挙で議席を確保することができ、市町議選でも、県都金沢市での3議席確保はじめ、原発立地自治体の志賀町、小松基地のある小松市など4市3町で 9人全員当選を果たすことができました。

 暮らし応援の施策の充実、岸田政権の大軍拡・大増税ノーなど、掲げた公約実現とともに、それぞれの地域で、県労連の皆さんの掲げる要求実現のために全力をあげる決意を申し述べます。

 私自身も県議選後、早速石川民医連の皆さんによる、医療機関への財政支援を県に求める要望、いしかわ自治体問題研究所の、新型コロナ5類移行にあたる意見表明を県に届ける窓口となるとともに、来月12日は医労連の皆さんによる看護の日にあたっての要請の窓口となっているところです。あらためて議席の重みを感じております。

 さて、国会に目を向ければ、重要な法案がまともな審議なしに次から次へと通されるという、「かつて経験のない重大な事態」となっていることに強く抗議しなければなりません。

 原発推進5法案は、原発の運転期間は原則40年というルールを改悪し、60年超の運転を可能にするととともに、原発推進と規制の機関を分離するという、福島原発事故の教訓をないがしろにし、一体化するものに他なりません。

 マイナンバー法等改定案は、国民健康保険証を“人質”にして、カード取得を強制するものであり、申請が困難な重い病気などの人が保険から排除されることになりかねないという、国民皆保険制度の大原則を崩しかねない非常に深刻な問題です。

 加えて、政府が国内の軍需産業を強化するための財政支援措置を盛り込んだ、軍需産業支援法案。

 さらに入管法改悪案…どれひとつとっても、本来1国会、2国会かけて徹底的に議論を尽くすべきものばかりで、わずか1か月間程度の審議期間で、公聴会を一切開かず、国民の声を全く聞かず、次から次へ通すという、これまでにみたことのない暴走と言わなければなりません。

 多くの場合、自民党、公明党に加え、維新、国民民主を含めた4党の「悪政連合」によって推進されており、野党として間違った流れに正面から対決することが必要と、わが党は考えています。

 国民的運動で包囲し、参議院での採決を阻止するともに、来るべき総選挙で、岸田政権に審判を下すため全力をあげる決意を表明し、あいさつといたします。

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