2月16日(月)、総務企画委員会にておおくわ初枝県議は、「女性が活躍できる環境の整備」、「効率的、効果的な行政サービス提供に向けた民間等の連携・協働」などについて質問し、答弁を求めました。
同じ女性としての立場から、「女性が活躍できる環境の整備」について、「女性が子育てをしつつ、県民の期待に応えるために、大きな責任がかかってくる管理職を目指すという道は大変険しいものになるのではないか。管理職になることがすべてではなく、女性職員、男性職員の双方が知恵を出し合い、互いを受け入れ、助け合えるような職場つくりこそが、女性が持つ能力の発揮に繋がるのではないか。」と強く訴えました。
また、「効率的、効果的な行政サービス提供に向けた民間等の連携・協働」について、「『民間にできることは民間に任せる』としているが、住民の福祉向上において、自治体が果たす役割という観点からは、民間に任すことが出来ない業務もあるのではないか。また、プライバシーに関連する業務もあり、委託に当たってはそれ相応の対応が必要になるのではないか。」と問いただしたところ、県からは、「行政の仕事においては、民間委託になじまない業務もあり、そのような場合は県が担っていく必要があると思われる。しかし、民間委託は効率化の面のみならず、行政サービスの質の向上という観点からも効果的な手段であると考えている。個人情報の保護や、業務上知り得た情報の守秘義務等の配慮すべき点は、仕様書や契約書に明記して契約を行っているため問題はない。」との答弁がありました。