「障害児教育を充実・発展させる石川の会(芽吹きの会)」(代表 西田淳子)は、この日「向陽高校敷地内への高等部一部移転に関わっての質問・要望書」を 県教育委員会の北野喜樹教育長あてに提出し、4項目にわたって質問と要望を行いました。教育委員会からは3名が参加し、「芽吹きの会」からは保護者3名を含む9名が参加しました。
児童生徒増によって教室不足がすすむ「いしかわ特別支援学校」と「明和特別支援学校」の環境改善として、高等部の一部を向陽高校敷地内に移転する計画がすすみ、これに伴って通学区域の見直しが公表されました。これについて、特に転校対象となる児童生徒の保護者から不安と驚きの声が上がっています。
要望書には「転校にともなう環境の変化は、特別支援教育の子どもたちにとっては特に負担が大きく、しかも通学時間(距離)が長くなるのは、子どもはもちろん保護者の負担も大きなものがあります。保護者の意見・質問をよく聞き、柔軟な対応をしてください」とあります。今日参加された保護者の方々からも、転校に伴う不安が切々と語られました。
参加した教育委員会の担当者からは、「この場ではすぐにご返答できないが、お聞きした要望はしっかりと上部に伝え、対応できるか検討したい」と話しました。
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