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決算特別委員会質疑答弁を公開します(土木部・港湾土地造成事業会計11.4)

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◎佐藤正幸委員 いくつかお尋ねしたいと思います。冒頭報告もありましたが、土木の当初予算は577億円、最終的には815億円、238億円もふえて決算が625億円と、翌年度繰り越し分が188億ほどあるわけですよね。当初予算からふえた分の238億円の8割近くが翌年度の繰り越しに充てられていると。一応曲がりなりにも予算は単年度主義という原則からいうと、これはどうなのかという疑問を持たざるを得ないんですよね。 過去3年間の土木費の、当初予算額、最終予算額、決算額、翌年度繰越額の推移をお尋ねしたいと思います。

◎盛谷明弘土木部長 さかのぼる形で申し上げます。 平成26年度です。当初予算額407億円余、最終予算額920億円余、決算額750億円余、翌年度繰越額62億円余です。 平成25年度です。当初予算額558億円余、最終予算額1,294億円余、決算額997億円余、翌年度繰越額283億円余です。 平成24年度です。当初予算額636億円余、最終予算額1,178億円余、決算額766億円余、翌年度繰越額411億円余です。

◎佐藤正幸委員 そうすると平成25年度は283億円繰越、その前は411億円もの繰越をしたと。この分野だけこういうことでいいのかというふうに私は思うんです。 それで急ぐ必要もないものまで含まれているのではないかということから少しお尋ねしたいんですが、加賀海浜産業道路についてです。 ご存知のとおりに、手取川にまた橋を架けるという方向で進んでいると思うんですが、手取川架橋事業は昨年度どれだけ進んだのでしょうか。昨年、この事業費について尋ねたところ、わからないとおっしゃられたんですね、事業費がわからないまま建設するということになると、対費用効果が検証できないのではないかと、私批判しました。それから1年たって手取川架橋の総事業費が明らかになったのかどうか、ここはいかがでしょうか。

◎盛谷明弘土木部長 今御質問のございました、手取川架橋お全体事業費については、現在すべての設計が完了していない状況にございます。

◎佐藤正幸委員 では、事業はまだ実際には進んでないということで理解しておけばいいんでしょうか。

◎盛谷明弘土木部長 手取川架橋事業の進捗状況でございますが、平成27年度については、土質調査や橋梁及び道路の設計を進めまして、ルートや事業の進め方などにつきまして、地元町会のご了承を得た上で、一部用地測量を実施しているところです。

◎佐藤正幸委員 そういう段階ですけれども、総事業費がわからないまま進むというのはいかがなものかなとおもいます。 次に金沢の山側環状道路についてお尋ねしたいと思います。私も日々通勤に利用しているのですが、四十万から高尾台間の昨年度の舗装改修などの実態をお尋ねします。 関連して、ここはいま、森本富樫断層が問題になっているんですけど、この位置関係はどうなっているか、あわせてお尋ねします。

◎盛谷明弘土木部長 まず私から、森本富樫断層との位置関係について、御答弁申し上げます。 森本富樫断層は、従来から地域防災計画におきまして、県内で大きな自信を引き起こす注意が必要な活断層としての一つとの位置づけがございます。お尋ねの山側環状との位置関係につきましては、金沢市高尾台から四十万間付近を通っているのではないかと考えております。 舗装の実績については課長から。

◎飯田晋道路整備課長 山側環状の高尾台から四十万間ですけど、昨年度は舗装補修の事業はおこなってはおりません。

◎佐藤正幸委員 ご案内のとおりにこの森本富樫断層、今後30年間に最も地震が起きる確率が高いSランクになっているわけですが、地震が起こった時、大丈夫なのでしょうか。本日は決算なので、また別の機会にお尋ねしておきたいと思います。 次に主要施策の65ページから66ページにかけてありました金沢港の大浜水深岸壁に関してなんですが、平成27年度末に13メートル完了という答弁があったと思うんですけど、平成27年度にこの大浜水深岸壁、どんな事業がされ、また、どれだけ事業費がかかったか。港湾整備特別会計分を含めてお尋ねしておきたいと思います。 あわせて、13メートルを維持するためには、毎年毎年掘り続けれなければならないと思うんですね、そのための事業費はどれぐらいになるのかということもあわせてお尋ねしておきたいとおもいます。

◎盛谷明弘土木部長 金沢港大浜の大水深岸壁の主な整備内容でございますが、推進12メートルから13メートルに掘り下げる航路泊地しゅんせつ、さらに岸壁の延伸ですとか、背後の埠頭用地、埋立護岸の整備などでございまして、平成27年度の事業費は11億5,000万円です。 もうひとつお尋ねがございました、水深13メートル化の工事については、現在国におきまして、早期の完成に向けて工事を促進しているところです。このことから、水深13メートル化の維持に必要な事業費については、今後国におきまして調査、検討されるものと承知しておりまして、現段階ではちょっとお答えできない状況です。

◎佐藤正幸委員 昨年11億かけて整備したということで、今までも恐らく250億円近いお金をかけて整備してきたと思うんですけど、ではこの大浜水深岸壁じゃないと接岸できなかった船舶の数は去年1年間でどれぐらいあったのか、お尋ねしておきたいと思います。

◎盛谷明弘土木部長 大浜の大水深岸壁は平成20年11月に供用開始しておりまして、これまでの利用実績はトータルで377隻でございますが、平成27年度の利用実績は42隻でございました。そのうち水深12メートルでないと対応できなかった大型船の利用は4隻ございました。

◎佐藤正幸委員 では1年間4隻入るためにそれだけのお金を使う必要があったのかどうか。なによりもやっぱり、この間我々が批判してきたように、事実上、コマツ一社のために整備ではないかという点は引き続き今後も大事な問題になってくるんではないかというふうに私は指摘だけしておきます。 最後の質問にしたいとおもいます。昨年度も小松白川連絡道路、調査費が組まれたと思います。決算とその調査費、どんなふうに使われたのかという内容を最後にお聞かせ願いたいとおもいます。

◎盛谷明弘土木部長 小松白川連絡道路については、これまで観光面や物流面の効果、災害時の大害道路としての効果など整備効果につきまして、岐阜県と連携を図りながら様々な角度から調査を進めているところです。 昨年度の調査費の決算額は300万円余でございまして、調査内容でございますが、加賀地域を訪れた観光客を対象にしたアンケート調査のほか、県内企業へのヒアリング調査を実施したところです。

◎佐藤正幸委員 この間の答弁をひっくり返してみると、総事業費が大体1,700億円ぐらいになるんじゃないか。短縮は高速道路を使わない場合と比べて17分くらいの短縮になるんではないかと。1分短縮に100億円もお金がかかるような道路を急ぐ必要があるのかどうか。この辺も含めてこの財政構造を検討する必要があるんじゃないかということを最後に指摘して質問は終わりたいと思います。

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