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厚生文教委員会にて質問にたちました

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 12月16日(水)厚生文教委員会にて質問に立ちました。

 先発、教育委員会関係では、付託された請願22号にも関連して、臨時教職員について質問をおこないました。

 請願では「子どもの成長に中長期的な見通しをもって関わることができるよう、正規教職員を増やすこと」との項目があります。今日に至るまで何度も今委員会で取り上げてきましたが、臨時教職員の方が学級担任になるなどの状況が広くあり、本来正規の教員が担うべき役割を臨時教職員に頼るかたちとなっている。臨時教職員の方からすると正規教職員として頑張りたいが、採用されず臨時教職員のままとなっているという状況があります。臨時教職員の割合を尋ねたところ、H27年度の臨時教職員の割合は20代が20%。30代が7%、40代が4%、50代が2%とのことでした。30代、40代で大事な役割を担っていても臨時教職員のまま。50歳を過ぎれば採用試験すら受験できなくなってしまう。臨時教員の方の苦労と思いが報われるよう強く要望しました。

 また教職員人事評価システムに関しての現状を尋ねたところ、教職員の意欲向上や、努力にむくいるようにシステムを施工したところである。と答弁があったため、評価が上司や経営者側の恣意的なものになりかねない、教職員の目を子どもにではなく、管理職や行政にむけられることとなってしまう、給与に差をつけることにより、教職員同士の信頼や協力・連携が壊され、子どもへの教育が劣化しかねないと強く追及をおこないました。

 

 後発、健康福祉部関係では、重度心身障がい者の医療費助成制度について質問をおこないまいた。

 県単独事業で65歳未満までは窓口無料(現物給付)なのに、なぜ65歳以上になると一部負担(償還払い)になるのか。償還払い方式をとっている県は全国で18県とのことだが、65歳以上からいきなり償還払い方式になるのは石川県のみである。到底理解できない。と追及したところ、公平性を保つためである。と繰り返すのみで、こちらが求めている答弁はかえってきませんでした。合理的な理由はないため、英断をしてほしいと強く要望をおこないました。

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