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環境農林建設委員会(12.19)土木部関係 質疑答弁を公開します

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◎佐藤正幸委員 除雪対策について、議事録を探っていたら、県内7つの市町において、町会などが主体となって除雪に取り組む場合に、除雪機械の購入費用の一部を補助する制度を設けているという答弁がありました。金沢市にも制度があると思いますが、昨年度どの程度この制度を使って除雪機械の購入が進んだのか、実際どんな除雪機械を購入しているのか伺います。

◎板屋英治土木部長 金沢市の昨年度の状況ですが、金沢市に確認したところ、町会が購入する小型ロータリー式の除雪機1台の申請があったということです。

◎佐藤正幸委員 制度利用が余り進んでいないような気がします。10年間は利用できないとか、交付年度の制限もあるのかなと思いますが、地元の町会の方からぜひ補助をふやしてほしいという要望も受けており、県としての支援策もお願いします。

 この問題、特に金沢市の場合は、市が責任を持つことが基本だと思いますが、個人の方や、地元のお店の方、町会の役職についている方なども、もう少し気軽に購入できるように支援制度をつくってはどうかと思います。県としての考えはあるのでしょうか。

◎板屋英治土木部長 市町の除雪機械の補助制度ですが、生活道路などにおいて地域の実情を考慮し実施しているものですので、まずは市町が主体となって取り組むことが基本であると考えています。とにかく地域の実情がありますので、それぞれ苦労して取り組んでいると思います。そういった観点で、まずは市町で取り組んでもらうことが基本だと思っています。

◎佐藤正幸委員 私もインターネットで見たところ、機械は20万円や80万円のものなどがあり、買おうと思うとなかなか手がつけられない気がしますので、ぜひ何かしらの支援をお願いしたいです。

 金沢城の公園整備について、率直に、そんなに急ぐ必要があるのかという声があちこちで聞かれます。一体今どれぐらいのお金が整備にかかったのか、ぜひ一度聞いてほしいという要望がありましたので、お聞きします。まず1996年、金沢城跡を取得した費用、それから、第1期、第2期の整備費用。それから、2015年から始まっている第3期の整備計画。一体今までどれぐらいの費用がかかっているのかお尋ねします。

◎板屋英治土木部長 金沢城公園は、北陸新幹線金沢開業から3年以上が経過する中、昨年の入園者数は開業前の約1.7倍の約226万人となっており、国内外から多くの方々に御利用いただています。

金沢城公園の整備に関する費用のお尋ねですが、まず1996年に金沢大学跡地の取得に要した費用は約113億円です。次に、2004年度までの第1期整備の費用は、今ほどの用地費を含め、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓などの復元整備などで総額で約235億円となっています。次に、2014年度までの第2期整備の費用は、河北門、いもり堀、橋爪門、玉泉院丸庭園の復元整備など総額で約66億円となっています。第3期の整備の総額の概算費用については、現在事業中ということもあり、現時点ではお示しすることは難しいですが、今までに支出された費用は2017年度までで約19億円となっています。

◎佐藤正幸委員 そうすると、ざっくり合計すると320億円ぐらいでしょうか。今後の整備については、県民の合意が必要ではないかと最後に指摘して、質問を終わります。

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