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厚生文教委員会 教育委員会関係(9/26) 質疑答弁を公開します

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◎佐藤正幸委員 私、まず一般質問でも取り上げられていた文部科学省が避難所となる公立学校の防災機能に関する調査についてお聞きしたいんですけど、石川県では耐震性貯水槽というもので飲料水が確保できているのが66%、自家発電設備を有しているのが37%、断水時にも使えるトイレをもっているのが52%という結果だったと思います。施設利用計画というのも全国は策定39.7%で、県内では32.8%だったということだったと思います。それで100%に向けて着実に整備していくことは当然だと思うんですけど、特にやはり急ぐべきは森本・富樫断層による地震の被害が想定される地域での整備が急がれると思うんですよね。とりわけ最も被害が大きいと予測される金沢市内の公立学校の対応がどんなふうになっているのかということを、まずお聞きしておきたいと思います。

◎広川達也庶務課長 文部科学省の調査でございますが、避難所に指定されている金沢市内の公立学校の防災機能の保有状況です。まず、耐震性貯水槽、それからペットボトルの備蓄なども含めておりますけれど、飲料水として確保しているというのは91.6%です。それから自家発電整備については、37.9%、それから断水時に利用可能なトイレについては85.3%となっておりまして、県全体の平均からいずれも上回っているような状況です。なお文部科学省の調査は4月1日時点でございましたが、今年度に入りまして、金沢市が全ての避難所に簡易トイレを追加配備をしたということがございまして、現時点では断水時でも利用できるトイレの状況については金沢市内は100%となっている状況です。それから施設利用計画でございますが、県32.8%という数字ございました。金沢市内の公立学校では現在のところ17.9%が策定済みという現状です。

◎佐藤正幸委員 自家発電がまだ少し遅いような気もいたしますので、施設利用計画の策定も含めてぜひ整備と策定を急いでいただいて、そのために思い切った予算措置もぜひ要望はしておきたいと思います。次は教員の臨時的任用講師、いわゆる臨時教師の待遇の改善について少しいくつか簡潔にお尋ねしたいと思うんですけれども、先日、臨時教員の方とお話する機会も私ありました。御本人は正規と同じ仕事をやっているのに、待遇があまりにも違いすぎるのではないかということでございました。例えば給与は正規の半分以下と御本人はおっしゃっておられました。退職金もない。臨時教員だからといって仕事を途中で終わらせて帰るというわけにもいかない。もう少しなんとかならないかということでございました。前回報告のあった勤務時間調査、もう一度みてみたところ、調査の対象は臨時的任用講師も恐らく含まれている数字だったとおもうんですよね。ということは、過労死ラインになっているような仕事をしている臨時教員のかたも非常に多いということが容易に予想されるわけです。著しい待遇の違いがあれば、その改善の要求がでるのも私は当然だというふうに思うんですね。それで、正規教諭と臨時的任用講師の給与体系、なにかと2級と1級となっているようですけど、こういう差がついたのはどんな差がついているのか、どうしてこういう差をつけなのか、その考え方について基本的なところを聞いてみたいと思います。

◎杉中達夫教職員課長 教員の給料については、地方公務員法により条例で定めることとなっておりまして、本県の一般職の職員の給与に関する条例におきまして、教諭は教育職給料表の2級、講師は1級を適用するというふうになっております。具体的には、大学を卒業しました新卒教諭の場合、初任給は19万9,500円、新卒の講師の場合ですけど19万5,800万円というふうになっております。また、条例においては「職員の職務は、その複雑、困難及び責任のたびに基づき、これを給料表に定める職務の級に分類するもの」というふうにしておるところでございます。正規教諭は選考試験で採用されまして一定の資質を確認しておりますこと、また広域人事異動の対象となっていること、さらには将来、校長や教頭、主任等の責任ある職や公務を担当するための研さんが期待されている、そういったことなどから講師よりは上位の位置づけとなっているというふうに考えております。

◎佐藤正幸委員 ただ一方で、私気になっているのは、正規の本来教諭としてやるべきことを人件費の低い臨時教員の方に肩代わりさせているような実態があるのかどうかということは、検討では必要ではないかと思うんですね。そこで、正規の教諭と臨時的任用講師はことし5月現在561人おられるという調査を私いただいております。このうち、代表質問でも若干紹介がありましたけど、正規職員と同じように学級担当を持っていたり、部活の指導をしている臨時的任用講師の方、どれぐらいおられるのか、つかんでいればお聞きしてみたいと思います。

◎杉中達夫教職員課長 本年5月1日現在での欠員補充としての臨時的任用講師でありますけれども、小学校で195人、中学校は117人、高等学校は127人、特別支援学校で122人の合計561人となっているということです。そのうち、学級担当をしている臨時的任用講師は、小学校では148人で約76%、中学校では末59人で約50%、高等学校では複数担任制の担任を含みまして3人ということで約2%、特別支援学校では28人で約23%ということで、合計では238人でありまして、全体で見ますと約42%ということです。また、次にお尋ねの部活動の顧問でありますけれども、部活動の顧問をしている臨時的任用講師でありますが、中学校では109人で約93%、高等学校では125人で約98%、特別支援学校では40人で約33%、合計274人ということで、小学校以外を全体としますと、約75%ということです。

◎佐藤正幸委員 私、子ども達からみれば、正規教諭も臨時講師の方も同じ先生ですよね。子どもを前にしてその資格に格差はなくて、臨時教員のかたも安心して教育活動に打ち込めるようにするなんらかの対応が必要ではないかと思うんですね。そこで、これらの運動をやっている方からの要求は、この臨時的任用講師の給与体系を正規と同じ2級扱いにしたり、あるいは正規職員と同じように昇給の面でもどうやら差があるようですので、経験12ヵ月したら、4号にアップするとか、そういう待遇改善を図ってはどうかという要望もあります。この辺についてはどうお考えになるのか、よろしくお願いいたします。

◎杉中達夫教職員課長 臨時的任用講師の給料の給料表における格付けについては、免許や任用期間、経験年数など一定の条件で2級に格付けをしている県もあるということはあります。ただ、過半数の県が本県と同じように1級の格付けとなっておるということです。また、臨時的任用講師の経験による号級の加算については、本県では12月の経験で2号級の加算を行っておるところでありますが、正規教諭と同等に12月で4号級の加算を行っている県もあるということでありますが、その多くは本県とは違って号級の上限というものを定めておりまして、本県ではそのように上限を定めていないため、一定の経験があるものについては上限を定めている他県よりは高い水準にあるのではないかというふうに思います。このように、臨時的任用講師の給料体系については各県さまざまでありまして、一概には比較できないわけでありますけれども、現在のところ本県の臨時的任用講師の給料が全国的に見て低い水準にあるとは言えないというふうに思っております。

◎佐藤正幸委員 各県のことも調べていただいて非常に私も参考になりました。2級に格付けされているところもあるということですので、ぜひ全国的な状況も見ながら、臨時的任用講師の方からすれば同じ仕事しているのになんとかしてほしいというその気持ちに応えるような改善をお願いしたいと思うんですけど、この点で最後にもう1点だけお聞きしたいのは、退職手当を出している県もあるというふうにお聞きをしています。28県ぐらい。あるいはこれは非常勤講師の場合でしたかね、私ちょっと質問の仕方が悪かったかもしれませんけど、年休を次の年に繰り越しているところも20県ほどあるというふうに聞いております。退職手当については、恐らく県は県の退職手当条例ですかね、この第2条で、「常勤勤務に服することを要するものが退職した場合に、支給する」これを根拠にして退職手当をだしていないというふうに思うんですけれど、しかし他県の例も参考にして退職手当の支給について、あるいは講師の方の年休の繰り越しも含めて対応してはどうかと思うんですけど、ここを最後のお聞きしておきたいと思います。 

◎田中新太郎教育長 今いろいろ本県の臨時的任用講師の状況を御説明しました。今、本会議のほうでも答弁させていただきましたけど、会計度任用職員という制度も新たに法改正ができて、数年度に施行されるということです。それを踏まえて、他県の状況、国のいろいろこれから細かいところも決まってくると思いますので、そんなところを見ながら今後検討させていただきたいと思っています。ただ一つだけ、全く臨時的任用講師と選考を通って正規に採用された教員を全く同じにするというのは、これまた別の意味で弊害もございまして、正規教員を目指す意欲がそがれる、ずっと臨任講師でいいという、それもちょっと私どもも困るので、全く差をつけないというふうには考えておりませんが、同一労働同一賃金という方向性もございますので、すこしここは今後時間をかけて検討させていただきたいと思ってます。

◎佐藤正幸委員 会計年度の云々というのはいろいろ問題点もあることもあろうかと思いますので、これ以上突っ込みませんけど、全て同じにしろということではなくて、もう少し臨時的任用講師の方が逆に意欲を持って頑張れるような、そういう待遇改善にぜひ検討をお願いしたいというふうに思います。以上です。

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